底なし

オナニーなんてもうしたくもないんだけど、身体がそうもいかないから仕方なくパンツ脱いだら、なんか痒いの。前から金玉は痒かったし痛かったりもしたけど、よーく目を凝らしたらなんか変なふうに荒れてた。これたむしなのかなー。俺、昔から水虫も持ってるからなー。どうやって治せばいいんだろう。笑える。って思いながら射精した。ツイッターの若さを売ってる女のあえぎ声で。こんな汚くて恥ずかしいこと書きたかないけど、事実だし、俺はプライドを破壊していかないといけないから、これでいいの。俺って昔から人一倍性欲が強くて損してきた気がする。俺に性への興味がなかったら自分をもう少し好きになれてたかもな。だからといって、性欲まみれの自分に罪悪感を覚えてるつもりはないけど。精液拭いて手洗ってボーッとまたツイッター眺めてて、やっぱり俺は、同世代のイケてるやつとか、おんなじ趣味持ったやつとか、器用に、着実に生きてきてるやつとか、童貞じゃないやつとか、彼女いるやつとか、本当に見るのが苦しくて、なにか自分が勝ってる部分がないかって必死に探して、っていうのを繰り返してきたけど、さっきは一瞬だけそれがなくなって、すげー気持ちが楽だった。何もかも受け入れる、みたいな気持ちになれた。それに、これだけじゃなくて、いろんな自分の嫌な部分とか、こだわりとか、強迫観念とか、頭ではもううんざりだって思ってるのに、心が言うことを聞かないんだよな。素直で、純粋な心を持ちたい。俺はどん底に落ちたい。どん底に落ちて、全員を尊敬するし、優しくもできるはずだ。世の中の全ての人を愛して、俺なんて、俺なんか、って生きていくんだ。って賢者タイムで思った。流石にたむしを見て、何日も風呂入らなかったり、蛆の湧く部屋で過ごすのはやめにしようって思ったね。でもやっぱり、ちゃんとするのはいいけど、自分が健全に、家族と過ごしたり、してるとすごく気持ち悪くて、早く自分の部屋へ戻って、俺しか知らないあのアルバムを聴いて、汚いベッドでうなだれなきゃ、ってなる。これがどこからきてるのか、自分でも分からない。でも、このずっと続いてきた、ぐたぐたとか、苦しさとか、まどろみとか、身勝手さとか、若さとか、ここにいると息がしやすくて、かつ自分のアイデンティティのようにしてるところがあるとは思うんだ。俺はこうなんだって、開き直ることで気を楽にしてるんだと思う。自分でも書いててよくわかんねー。こうやって言葉にして、分かりやすくなるのも、つまらなくなった気がして、なんか苦しいんだよな。

この記事のタイトルをまだ決めてなくて、そういえばピーズに底なしって曲あったよなと思って、金もなくてサブスク入ってないからYouTubeで調べて聴いたら、もうさ、これなんだよな。ピーズなんだよ。どうしてこんなにダメ人間に寄り添えるんだ。ハルもダメ人間?ダメ人間なのに、天才的な表現ができて、才能もあって、奇跡的なバランスだと思う。ピーズが心に染みて染みてたまらなくて、もう戻れないんじゃないかとも思う。

「随分離れちまった 何も感じなくなった 何したかったか忘れたぜ」

出だしからもう俺の歌なんだよ。

「どうなったっていいと言え いー加減気が済め 果てしねーぞ キリがねーぞ いずれジジイだぜ」

このブログの文章みたいに、何もかも散らかしたまま、時が環境を変えて、誰にも気づかれないまま、一人でつまんなく要らないもの捨てて大人になるんだ。でも、俺はドキドキしてたいんだよ。ピーズ聴いて、あぁいいなーつって酒飲むなんてしたくないんだよ。ピーズ聴いて、あの夜みたいに半狂乱でうめき泣きたいんだよ、好きな子を襲いたいんだよ。分かるだろ。うるせーどいつもこいつも。俺は気持ち悪ぃよ。分かってるよ。開き直りでもなんでもねーよ。何にも昇華できずにただ、ダサく苦しみ続けるよ。明日の学校どうしよう。どのみち行ったって、一日の終わりには落ち込み切った自分がいるってことは分かってるんだ。一生手の届かない、そばにいられない、あの子の笑顔をチラチラ見て、それだけ。

もう3時半。俺、長生きはできないだろうな。毎日、夜に眠れないなー。眠りたくないなー。ドキドキしたいな。台風クラブじゃないけどさ、今、台風来てるんだよね。大きいらしいよ。とんでもないことが起こらないかな。歌おうと思ったけどギター壊れてるし、なんか、もうどうでもいいや。よくないけど。

くたびれて

学校へ最後に行った日から今日でまるまる1週間。心と身体と生活をかなり崩していて、卒業のことを考えると、どうにかしなきゃならない。何もかも苦しくて、考えれば考えるほど悪いのは自分だ。薄っぺらくて、つまらなくて、しかも卑屈な俺が孤独なのは、まあ当たり前だよなあって思いながらお洒落な映画観てる。いつか何かのためになるかもしれないから。あと少しでも今日に意味を持たせたくて。多分こんな動機で観ていても何の意味もないんだよな。あぁ俺文書下手だなー。あともう寝なきゃ。お腹ずっと鳴ってる。お腹空いてるんじゃなくて過敏性腸症候群で。最近は頑張って、曲作れないかなーって思いながらギター触ってる。良い感じの進行でメロディーできても、単調だし、後から思い返すと何かのパクリなんだよなー。笑える。でもやっぱり自分を表現しないとな。人に認められてー。ここだってその一環のつもりなんだよ。こんなのなんでもないけど。マジでクソみてーな文章だ。いつか磨きます。おやすみ

そばにいたい

あの娘とのライブから帰ってきた。

ライブはすごく良かった。ぎこちないながらも楽しくノれた。

帰りの電車、隣に座わるあの娘と話して、ふと好きだなって思った。

俺は心の分からない醜い人間だから、"愛してる"なんて綺麗な感情を思い出すことはできないけど、今までの想いとは少し違った気がした。

ピーズの、「そばにいたい」を聴きながら、俺の想いはこの曲の歌詞みたいに純粋で美しいものなんだろうかって悩んだ。

別れ際、聞き間違いでなければ、寂しいなぁって言われた。俺もすごく寂しかった。もっとずっと隣で笑っていて欲しかった。電車を降りるあの娘を追いかける勇気はとてもなかった。あの娘は、「またね」とは言わなかった。次はないってことなのかな。すごく悲しいな。

好きって、なんだろう。どうしても分からない。俺はあの娘のことが好きなのかな。君は僕を好きかい?

ひとりくらいは

今晩もまた、何かが起こることを期待してギターを背負って土手沿いに行ったけど、歌もギターもさっぱりうまくならないし、人が通りがかる度ビクビクして、情け無いったらありゃしないよ。

川の流れる音と、橋の上を走るトラックの音が響いて、俺はこんな場所でひとり何してるんだろうって。いつまで俺は独りでいるんだろうって。ただただ寂しくなって、でも涙なんて出ないから歌ってみるけど、なんか全然気持ちよくないんだよな。

8月も終わって、いよいよ半袖で出るにはちょっと寒い夜だってのに、遠くの方で小さい打ち上げ花火が見えてさ、くだらないって吐き捨てたけど、くだらないのは俺の方だ。

誰か気づいてくれ。俺はここにいるよ。って、夜の多摩川で叫んだって、そんなカッコ悪い話ないよな。俺は人とコミュニケーションするときだってうまく取り繕うこともできないし、どこへ行っても居場所のないまま。このままウロウロし続けるだけなのかな。

学校だって始まったけど、もう、なんかダメかもしれない。このままいったって将来後悔することは分かってるんだよな。でもどうしたらいいかわからないよ。まったく先が見えない。今できることすらしてないからね。これからどうなっちゃうのかな。

でもさ俺だって生きてるんだよ。頭のてっぺんから足の先まで醜い俺だけど、言い訳ばっかで逃げてる俺だけど、工夫してやってるんだよ。気が弱いだけで、誰よりも悪意があって、自分本位で、人からの評価しか頭になくて、優しくなんかないけど、あなたみたいになれたらなって本当は思ってるんだよ。

次、もしこういう夜があったら、何か変われるきっかけを拾うことができたらいいな。

短い夏は終わっただよ

今は8月31日の夜9時前。

昨日は寒いくらいに気温が下がって、今日はちょっとだけ蒸し暑かった。

今年の夏休みは1学期の終わる数週間前から学校へ行ってなかったせいで、いつもより長かった。明日久しぶりに制服を着た自分を想像してみたら変な汗が出てきた。

なんか、夏の終わりを一丁前に感じてなのか、すごく虚しくて寂しくて不安な気分だ。

漠然と、頼りにできるものがなくなったような感覚になって、どうにも苦しくなる時間って今までもたまにあったけど、これってみんなにもあるのかな。

でも、結局ずっと、自分のことばっか考えて過ごした夏だった。少しくらいは友達と出掛けたりもしたけど、心は自分の部屋に置いてきたまんまだった。"高2の夏"が終わったわけだけど、こんなクソみたいな毎日が思い出になったりするのかな。なるんだろうな。くだらない。ひどい成績の生徒にだけ配られる、補習課題は未だに終わってないし、俺はこの夏、何一つ変われてないと思う。もうずっと、このままなのかな。気遣うだけの学校で、心が迷子のまま時間が過ぎてくんだろうな。

どうしようもなくて、情けない俺だけど、いつかみんなみたいに美しくなれるのかな。

明日からまた始まる日々の中で、なんだか何かが大丈夫な日に、あの娘と話せる瞬間が来たら嬉しいな。

オナニー禁止令

夏が本当に憂鬱だ。

街はかんかん照りで、艶やかな肌を大きく出した若者たちが色々なドラマを起こしてると思うと、暗くて臭い、蠅だらけの部屋で俺はひとり苦しくて仕方なくなる。

その1日に意味を持たせようと無理やり映画を観ようとしてるけど、落ち着かなくてどんな体勢で観たらいいか分からないし、液晶もがボロボロで、こんなのなんのためにもなってない。

息ができる時間といえば、日付が変わった頃に家を出て、公園でギターを弾いてるときか、街をゆくあてもなく徘徊している時。チェーン店で朝セットを食べて、明るくなり切る前に、街が動き出す前に、静かに家に帰って何も考えずに眠る。どこからが昨日でどこからが今日か分からない。自分がどれだけの時間を無為に、むしろ、世間から離れるために使ったのか考えるだけで気が遠くなる。

俺は空っぽの身体と心で、いつまでも上辺だけのコミュニケーションを取りながら独り、オナニーし続けるだけなんだろうか。

情けないよ。

最近頭もずっと朦朧としていて、自分が正常な判断をしているのか自信がなくなってきた。

とうとう頭がおかしくなっちゃったかな。

今日、夕方に渋谷でライブがある。

高校生無料だから申し込んだ。

本当に気が重い。

醜い俺が、渋谷なんて街に、しかも同じ趣味を持った人々が集まる場所に行かなきゃならないなんて。苦しくてしょうがないよ。

とりあえず、今日が自分にとって苦しくないように。もう、それだけだよ

 

 

お経と咳と、呻き声と、意味のないパンクロックが聞こえる精子臭い部屋で死を考えた

もう何もかもボロボロ。壊れた眼鏡をかけてうまく歩けない。どこの部屋へ行ってもハエが飛んでるし、洗面所には悪臭が漂い、不清潔極まりない。親父は寝込んでる。俺に似た妹はSNSに取り憑かれ、病気を耐えながらながらなんとか学校へ。母親は助けてと呟きながら疲れ切った顔で、何かを信じてる。俺はもうまともな考え方なんてできなくて、顔はできものだらけ、何もかも老けてしまったようで、加えて身体中の骨格が歪んでる。鼻は曲がり、顔が痙攣、皮膚が変色。もうダメだ、こんな街にこんな家。俺は卑屈で病的な強迫観念に囚われていて、完璧主義で、人を見下すことでしか安心できなくて、涙もうまく流せない、汚く、醜い人間。俺のつまらない、何も見えやしない眼を見てくれ。誰も病院に連れてこうとしない、体調の悪そうな、無責任に連れてこられた可哀想なインコがピヨピヨ泣いてる。もうだめだ。皮脂だらけのベッドで寝るとするよ。